カラダの正しい使い方, 自律神経失調

『令和のなかにいのちあり』 -生命力と呼吸の関係-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

新元号《令和》。

よくよく見ると・・・この中には『命』がありますねー^^)

 

そもそも『命』は、『令』と『口』の組み合わせから成り立つ漢字。

 

命令・使命・運命・生命など

「大きな存在(神・天・王や帝など)からの宣託」というのが『命』の意味です。

 

そして実は一つ、この《命》がつくツボがあります。

それが・・・

《命門(めいもん)》

 

ツボの位置は

背中の正中線と、左右の一番下の肋骨の尖端を結んだ交点。

といったほうが、わかりやすいかと。

 

「命の門」と名付けられるだけあって、その効能は

不妊をはじめとする婦人科疾患全般、男性の泌尿器疾患、子供の発育不全と・・・

まさに生命力をあげるためのポイントです。

 

ツボとして鍼やお灸も良いですが・・・

このツボの一番の刺激方法は『呼吸』。

このツボは体幹をぐるりと巡るラインの起点とされているので、お腹をしっかりとつかった腹式呼吸・・・

今風にいえば、腹横筋を意識した「ドローイン」などは、まさに《命門》を刺激する呼吸法でしょう。

緑萌える季節。

きたる《令和》に《命》をしっかり活性化するためにも・・・

《命門》を意識した深呼吸を!

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

カラダの正しい使い方

『バレエ×剣道』 -タンデュを剣道に応用できないか?-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

つい先日、バレエ方面のケアで活躍している後輩と飲む機会があったのですが・・・

 

バレエの話を聞いていて、ふと「随分と剣道と共通する部分が多いなぁ」と。

 

例えば跳躍/飛び込み面。

陸上のスプリントやバレーボールなどは、跳躍/ダッシュの直前に、身体全体を使って”溜め”を作り、その反動で強い推進力を生みます。

 

しかし、剣道では「初動を消す」・・・つまり予備動作を極力減らして打突に入ることが理想。

同じようにバレエの跳躍も理想は「重力を消すこと」だとか。

確かにバレエを観ていて感じるあの独特の浮遊感は、大きな”溜め”では得られませんよね。

 

ではバレリーナは、どうしてあんな跳躍ができるのか?

 

曰く、バレエの基礎練に《タンデュ》というのがあるそうで、コレにバレエに必要な動作の全てが含まれているのだとか。

翌日、早速いろいろ調べてみましたが・・・

 

なるほど、コレは奥が深い。

 

ネットで調べた情報のみなので、あくまで私が感じた《タンデュ(っぽいもの)》の紹介ですが、確かにこの動作、ゆっくりとやればやるほど、足裏、ふくらはぎ、腿裏や体幹などに効いているのが分かります。

バレリーナはコレ、準備運動として・・・前だけじゃなく、横も後ろもやるんですって。

凄いな。

剣道でもう随分と「へっぴり腰」を指摘されて続けながら、なかなか治らない自分としては、コレは是非、取り入れるべき基礎練かも。

足裏、ふくらはぎ、腿裏や体幹といった筋肉は、昨今、どんなスポーツでも取り上げられるポイントです。

種目を選ばず、一つお試しあれ。

姿勢は間違いなく良くなるはずですから。

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

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くらしのツボ, くらしの東洋医学, 自律神経失調

『時代もかわる土用』がはじまります。 -変化にそなえて指もみを-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

明日は早いもので「春の土用の入り」。

ここから連休を経て・・・5月6日の立夏を迎えれば、暦の上ではもう夏です。

しかも今回は元号も、この土用のあいだに変わります。

平成から令和へ。

季節も生活リズムも時代も変わる、まさに今までにない「土用」。

 

変化の激しい時期は体調を崩しやすいので、今年は特に、注意が必要です。

土用の養生には、うなぎに代表される食養生や、お灸など、昔からさまざまありますが・・・・

 

この時期にオススメしたいのは《手の中指》へのアプローチ。

 

この中指を流れるツボの流れは、来るべき夏に活性化する『心包』のライン。

欲求や嗜好と深く関わるこの臓器は、裏を返せばストレスに強く影響される部位でもあります。

西洋医学でも

指先の温度(血流)変化は自律神経のバロメーター。

特に中指は、手の指の中で一番心臓から遠いので、ストレス下ではまっさきに冷たくなります。

 

中指や手のひらの真ん中をよくもむ、ストレッチするなど、中指をゆるめることは、自律神経の調整にも効果的。

明日からの『土用』、しっかりと体調を調えて

大きな変化に対応していきましょう!

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

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カラダの正しい使い方, 疼痛治療

腰痛に『ならない』ためのカラダの使い方

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

う~ん、昨日は飛び込みの「ぎっくり腰」、多かったです。

聞くとだいたい同じようなシチュエーション。

 

・中腰で引き出しを引っ張ったとき・・・

・中腰で床におちた洗濯物を拾おうとしたとき・・・

・中腰で靴紐を結んで、立ち上がろうとしたとき・・・

 

キーワードはやはり『中腰』でしょう。

 

膝をしっかり曲げずに腰をかがめるこの姿勢は、上半身の重さの何倍もの力が腰に集中します。

 

上半身と下半身の重さの比率は約6:4

50㎏のヒトなら普通にしてても30㎏の上半身 + 引き出しや荷物の重さ × 前傾姿勢による倍増・・・

 

その瞬間・・・

想像するだに恐ろしい重さが腰に乗っかっていると思いませんか?

 

今の日本では、畳や和式トイレも減り、結果「しゃがむ」習慣も減っています。

 

しかし、ちゃんと「しゃがめない」方は、上の計算式の負荷が腰に常にかかっているということ。

加えてこういう方ほど、デスクワークなどで長時間座っていることが多いので、腰の筋力も柔軟性も低下しています。

 

さらに、気温の変化が激しいこの時期は、自覚はなくともカラダの筋肉や靭帯の収縮が起きやすくなっていますから・・・

 

基本は横着せず、しっかりと「しゃがむ」こと。

この習慣をつけるだけで、ぎっくり腰は劇的に減ります。

 

新生活のスタートに、ぎっくり腰で動けない・・・なんてことのないように。

こういう所作は、見た目も美しいですし、ヒトの見る目も変わると思いますよ!

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

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くらしの東洋医学, 疼痛治療, 自律神経失調

『風がつよく吹いたら』ご用心 -気象病をやわらげる-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

今日のさいたま市は・・・すごい風です!

当に「春の嵐」。

皆さんも、町ゆく時は飛んでくるものにご注意を。

この「風」を生み出すのは気圧差。

 

そしてこの「気圧差」は、ヒトのカラダにも強く影響します。

 

息苦しさや動悸、メンタル面のイラつき、神経痛など・・・

よく「台風などの前に痛みが出る」なんて話はよく聞くでしょう?

 

最近は西洋医学でも『気象病』という名前が聞かれるようになりましたが、天候と病気の関係については東洋医学では、昔から常識として論じられていました。

 

ヒトのカラダに悪影響を及ぼすのは、急激な暑/寒(温暖差)、燥/湿(湿度差)、そして風(気圧差)。

特に風邪(急激かつ強烈な気候変化に「邪」の文字がつきます)は、「百病の長」とも云われる万病の元。

今日のような天気は、カラダの傷ついた箇所を過敏にしたり、自律神経への負担を高めます。

 

対策としては、『耳を温める』なんてのは有効です。

 

耳とは、カラダの「内外の揺れ」を感じる場所。

 

・外側の空気の揺れを「音」として捉え、

・内側の揺れを「平衡感覚」として捉え・・・

・外側と内側の空気の層の差(気圧差)を、鼓膜の緊張で捉えています。

 

なので、耳を温めて(耳あてなども有効)、この周囲を血流をよくしてあげることは、セルフケアとしては有効でしょう。

乗り物酔いの薬などもこういった症状には効きます。

 

当院では、こういった症状の方に対しては、特に耳につながるツボのながれ》を調えるような治療を施します。

 

昨今の天候は、年々ヒトにやさしくなくなってきています。

セルフケアとしての第一は「天気予報をしっかり把握する」こと。

情報をしっかりと入手して、着るものや食事を考えてください。

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

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くらしのツボ, 精神疾患

『お釈迦さまの額のツボ?』 -判断力をたかめるツボ-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

昨日、四月八日は「灌仏会(花まつり)」・・・お釈迦さまの誕生日

クリスマス・・・キリストさまの誕生日は有名ですが、お釈迦さまの誕生日は知名度低いですよね~(;^_^A

 

そこで今日は、お釈迦さまに因んだツボ(?)をご紹介。

《印堂(いんどう)》と云います。

ツボの位置は、「両方の眉毛の内側の中央」。

お釈迦さまの額のポッチ(白毫と云います、アレ「毛」なんですって!)の少し下ですが・・・

 

当院では、

脳の疲労回復・イライラ、パニック、集中できないなどのメンタルの症状へのアプローチによく用います。

 

興味深いのは、《印堂》の奥、脳の『眼窩前頭皮質』と呼ばれる場所。

いまだに謎の多い部位だそうですが、

意志決定につよく関わる領域で、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などでは、この部位の萎縮がみられるのだとか。

 

こういった強いストレスからくる症状に対して、心理療法では、

EMDR(Eye Movement Desensitization and Retrocession)という、過去のつらい体験を思い出させて眼球を左右に動かす療法がありますが・・・

 

《印堂》への刺激も似た効果をだせるのかもしれません。

 

セルフケアとしてなら

《印堂》を狙って熱めのシャワーをあてる。

《印堂》をかるく指ではじく。

 

なんて方法もオススメ。

 

新生活に突入し、なれない環境で混乱することもあるでしょう。

まずは落ち着いて・・・

《印堂》への刺激で、すばやい判断力を保ちましょう!

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

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くらしのツボ, 疼痛治療

『戦場のはりきゅう』 -アメリカ軍の耳つぼ活用法-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

アメリカ発ですが・・・先日、興味深い記事を読みました。

 

『Battlefield acupuncture-戦場の鍼灸-』

 

なんでもアメリカ軍では、兵士の負傷やストレスによる痛みに対して、救急医療として『耳鍼法』を取り入れているのだとか。

耳のツボに微細な鍼を貼り付けておくこの技術は、「特別な設備がいらない」「装備に影響しない」「薬にくらべ副作用がない」など・・・

戦場や災害などの緊急時医療として、非常にメリットがあるそうです。

 

この記事によれば、この除痛メカニズムは脳のMRIなどでも確認されていることから、思い込みや気持ちの問題ではなく、

「脳の痛みを感じるメカニズムに優先的に作用するポイントが耳にある」

というのは確かなようです。

 

日本では耳ツボというとすぐ、ダイエット!となってしまいがちですが、私が以前中国で見学した鍼麻酔も、耳ツボをメインにアプローチしていました。

 

近年、鍼灸や漢方などの東洋医学にも科学的な研究が進み・・・

従来の「なんとなく怪しい」イメージからブラッシュアップされ、

薬の量の軽減や緊急時の応急、

そしてなにより病気にならないための医療-予防医療-の一翼を担う技術になりつつあります。

 

今の日本。

超高齢化社会、医療費の高騰、病院では診断のつかない痛みの増加、そして毎年おこる様々な災害。

東洋医学は、こんな現状でこそ力を発揮する医療です。

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

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くらしの東洋医学, 婦人科・泌尿器疾患

『逆子』はなぜおきる?? -東洋医学で考える逆子-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

当院には様々な患者さんにご来院いただいていますが、比較的多いのが「不妊治療」をはじめとする婦人科疾患。

そのほか、「悪阻(つわり)」に代表される妊娠中の体調不良や「逆子」で来院される方もいらっしゃいます。

 

鍼灸による逆子治療は、ネットの影響もあってか、以前よりも認知度があがってきたようですが・・・

 

「そもそも、なんで逆子になるの?」でしょう??

 

個人的には

「お母さんの”冷えのぼせ”」が誘因の一つでは、と考えています。

 

自然界では、暖かい空気(陽)は上へ昇り、冷たい空気(陰)は下へ沈みます。

 

しかしヒトは・・・

よく『頭寒足熱』というように、上が冷たく下が暖かい状態の方が健康でいられる様です。

 

コレはつまり、人体がエネルギーを使って、本来昇りやすい陽気を押し下げ、下がりやすい陰気を引き上げる事で、外界との明確な境界を作っているという事。

 

この働きが弱まれば、外界との境界が不明瞭となり、俗に云う『冷えのぼせ』が生じます。

 

こういう考え方を逆子にあてはめてみると・・・

 

お腹の中の赤ちゃんとって、”外”とは母体です。

 

外界(お母さん)が健康・・・『頭寒足熱』であれば、赤ちゃんは、それと逆転した体位(頭が下)をとる事で、お母さんと自分の境界をはっきりとさせているのでは?

逆に、お母さんが『冷えのぼせ』だと、赤ちゃんはそれと逆転した体位(頭が上)をとろうし、

結果『逆子』となるのではないでしょうか?

 

「逆子は何故おきるか?」は、西洋医学でも、はっきりした答えはでていません。

しかし臨床上で診る逆子のお母さんは、『冷えのぼせ』の方が少なくありません。

また伝統的な逆子治療も、『頭寒足熱』を徹底する事を目的にツボが選ばれています。

 

妊婦の皆さん?  気温の変化が激しいこの季節。

くれぐれも『頭寒足熱』を心がけ、元気な赤ちゃんと対面してください!

 

東洋医学には、経験から生まれた婦人科の智慧が数多くあります。 妊娠中や妊活中のトラブルは、ぜひ当院にお気軽にご相談ください。