皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。
実は、当院の花壇には、小さな梅の樹があります。
この時期らしからぬ陽気も手伝ってか、今年は非常に花の開きが良い♪
冷気の中に爽やかな香りを漂わせてくれています^^)
梅=和の薬膳のエース
梅(特に梅干)は昔から、薬用に多く用いられきました。
江戸時代の食物図鑑《本朝食鑑》によれば、
「能く熱邪を去り、滞りをひらき、渇を潤し、胸やけを除き、咽喉や口の腫れものを癒し、一切の食毒を解する」
とか。
梅の花の煎じ湯は、お顔の吹き出物の洗顔水に。
梅干は、歯痛、口内炎、喉の炎症、胸やけ、胃もたれ、二日酔いと・・・
日本の生活には、切っても切れないものでした。
栄養学的にも『梅』は
鉄、マグネシウム、亜鉛、カルシウムなど、カラダの働きを調えるミネラルを豊富に含み、
クエン酸やリンゴ酸は、栄養をエネルギーに変換させやすくし、疲労回復に。
また、『梅』はとてもすぐれたアルカリ性食品なので、
一粒でも、肉類に代表される酸性食品とのバランスをとってくれるので、免疫力の向上にも。
今年の二月は、不安なコロナウイルスの話題で世の中騒然としています。
梅でコロナがどうこうなるとは思いませんが、基本として。
栄養バランスをしっかりと保ち、免疫力を強めていくことが大切!
こまめな手洗いと、人ごみでのマスク、
そして一日一個の梅干しを。
当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。
お気軽にご相談ください。