くらしのツボ, くらしの東洋医学, 自律神経失調

『時代もかわる土用』がはじまります。 -変化にそなえて指もみを-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

明日は早いもので「春の土用の入り」。

ここから連休を経て・・・5月6日の立夏を迎えれば、暦の上ではもう夏です。

しかも今回は元号も、この土用のあいだに変わります。

平成から令和へ。

季節も生活リズムも時代も変わる、まさに今までにない「土用」。

 

変化の激しい時期は体調を崩しやすいので、今年は特に、注意が必要です。

土用の養生には、うなぎに代表される食養生や、お灸など、昔からさまざまありますが・・・・

 

この時期にオススメしたいのは《手の中指》へのアプローチ。

 

この中指を流れるツボの流れは、来るべき夏に活性化する『心包』のライン。

欲求や嗜好と深く関わるこの臓器は、裏を返せばストレスに強く影響される部位でもあります。

西洋医学でも

指先の温度(血流)変化は自律神経のバロメーター。

特に中指は、手の指の中で一番心臓から遠いので、ストレス下ではまっさきに冷たくなります。

 

中指や手のひらの真ん中をよくもむ、ストレッチするなど、中指をゆるめることは、自律神経の調整にも効果的。

明日からの『土用』、しっかりと体調を調えて

大きな変化に対応していきましょう!

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

くらしのツボ, 精神疾患

『お釈迦さまの額のツボ?』 -判断力をたかめるツボ-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

昨日、四月八日は「灌仏会(花まつり)」・・・お釈迦さまの誕生日

クリスマス・・・キリストさまの誕生日は有名ですが、お釈迦さまの誕生日は知名度低いですよね~(;^_^A

 

そこで今日は、お釈迦さまに因んだツボ(?)をご紹介。

《印堂(いんどう)》と云います。

ツボの位置は、「両方の眉毛の内側の中央」。

お釈迦さまの額のポッチ(白毫と云います、アレ「毛」なんですって!)の少し下ですが・・・

 

当院では、

脳の疲労回復・イライラ、パニック、集中できないなどのメンタルの症状へのアプローチによく用います。

 

興味深いのは、《印堂》の奥、脳の『眼窩前頭皮質』と呼ばれる場所。

いまだに謎の多い部位だそうですが、

意志決定につよく関わる領域で、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などでは、この部位の萎縮がみられるのだとか。

 

こういった強いストレスからくる症状に対して、心理療法では、

EMDR(Eye Movement Desensitization and Retrocession)という、過去のつらい体験を思い出させて眼球を左右に動かす療法がありますが・・・

 

《印堂》への刺激も似た効果をだせるのかもしれません。

 

セルフケアとしてなら

《印堂》を狙って熱めのシャワーをあてる。

《印堂》をかるく指ではじく。

 

なんて方法もオススメ。

 

新生活に突入し、なれない環境で混乱することもあるでしょう。

まずは落ち着いて・・・

《印堂》への刺激で、すばやい判断力を保ちましょう!

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

くらしのツボ, 疼痛治療

『戦場のはりきゅう』 -アメリカ軍の耳つぼ活用法-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

アメリカ発ですが・・・先日、興味深い記事を読みました。

 

『Battlefield acupuncture-戦場の鍼灸-』

 

なんでもアメリカ軍では、兵士の負傷やストレスによる痛みに対して、救急医療として『耳鍼法』を取り入れているのだとか。

耳のツボに微細な鍼を貼り付けておくこの技術は、「特別な設備がいらない」「装備に影響しない」「薬にくらべ副作用がない」など・・・

戦場や災害などの緊急時医療として、非常にメリットがあるそうです。

 

この記事によれば、この除痛メカニズムは脳のMRIなどでも確認されていることから、思い込みや気持ちの問題ではなく、

「脳の痛みを感じるメカニズムに優先的に作用するポイントが耳にある」

というのは確かなようです。

 

日本では耳ツボというとすぐ、ダイエット!となってしまいがちですが、私が以前中国で見学した鍼麻酔も、耳ツボをメインにアプローチしていました。

 

近年、鍼灸や漢方などの東洋医学にも科学的な研究が進み・・・

従来の「なんとなく怪しい」イメージからブラッシュアップされ、

薬の量の軽減や緊急時の応急、

そしてなにより病気にならないための医療-予防医療-の一翼を担う技術になりつつあります。

 

今の日本。

超高齢化社会、医療費の高騰、病院では診断のつかない痛みの増加、そして毎年おこる様々な災害。

東洋医学は、こんな現状でこそ力を発揮する医療です。

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。