皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。
先日、患者さんから「痩せる歩き方はありませんか?」というご質問をいただきました。
昨今はウォーキングにしろランニングにしろ、様々な指南書があり・・・コレが正解!というのはなかなか(;^_^A。
なので一つ、アドバイス。
「踏切の時、後ろ足の踵を外側に振るイメージ」
コレはもともと剣道のコツ。
曰く
「踵を外側に捻転すると腓骨が伸びる。腓骨を伸ばせばひかがみ(膝裏)が伸びる。ひかがみが伸びれば腰が入る」(小川忠太郎範士『剣道講和』より)
この教えは運動力学的にも理にかなっていて、膝裏-太もも裏のハムストリングス-を意識して使うことで、体幹のインナーマッスル-大腰筋-の連動が生まれます。
インナーマッスルの活用は基礎代謝を上げる効果が高い上、姿勢も良く(腰が入る)なりますし、足の筋肉に過剰な負荷をかけないので、足が太くなることもありません。
バレリーナなど、体幹を上手く使えるヒトの足は細いでしょう?
ただ、普通に「膝裏を伸ばして」と指導すると、どうにもどっかの国の軍隊パレードみたいな動きになる事が多いので・・・
「踏切の時、後ろ足の踵を外側に振る」
このイメージができれば自然、膝裏も腰も背筋も伸びてくるはず。
この動きのラインは、脇の下を通って、腕の付け根までつながりますから、腕も自然と振れてきます(剣道では脇の絞り込みにも関係します)。
ここまでしっかりと全身運動になれば、ウォーキングも立派なエクササイズ。
さあ皆さん、踵をちょと意識して、颯爽と歩いていきましょう!
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