皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。
立冬を過ぎ、日に日に寒さが増すこの時期、体調はいかがでしょうか?
これから師走にかけての忙しい時期を乗り切るために、今回は食養生。
冬の『養生三宝』とよばれる食材をご紹介します。
とは言え、決して高価でも珍しいものでもありませんよ^^)
《白菜》
ビタミンCを多く含み、鉄、亜鉛、マグネシウム、カリウムなどのミネラル分も豊富。
ビタミンCは風邪の予防、お肌の乾燥予防に大切ですし、ついつい塩分を多く摂りがちな冬の食事には、塩分の排出を促すカリウムは必須。
ただビタミンCは、加熱でこわれてしまうので・・・
お鍋よりは漬物がオススメ。
《豆腐》
「プロテイン」が健康のキーワードでとりあげられる程、最近のタンパク質に対する関心は急上昇。
大豆は良質な植物性タンパクの代表ですが、豆腐になるとその吸収率が格段にあがります。
タンパク質はあまり体内に溜めておけないので、日々の食事に一つ加えるのがベスト。
《大根》
薬膳では生の大根は「気を上げ」、火を通した大根には「気を下げる」効果があると云いますが・・・
実際、大根に含まれる消化酵素「ジアスターゼ」は熱に弱く、加熱すると効果は消えてしまいます。
また優れた殺菌効果をもつ「イソチオシアネート」は、大根の細胞が壊れて、はじめて出てくるので・・・
インフルエンザが心配になりはじめるこの時期は、「大根おろし」がオススメです。
この3つ、毎食全部とるののは大変でしょうが・・
おかずに「大根おろし」「冷ややっこ」「白菜漬」のどれか一つを加えるのはそう難しくないと思います。
寒さと乾燥にまけないカラダづくりに、お値段もお手頃な『三宝』を、ぜひ上手に活用してください!
当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。
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