リラックス, 自己免疫疾患, 自律神経失調, 慢性疲労、全身のこり

『はり×免疫』その2 -全身のバランスを調えるツボ-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

9回目の3.11が過ぎましたが・・・

日本のみならず世界も、あの頃をまざまざと思い出すかのような混乱ぶりです。

さまざまな情報が入り乱れますが、

現状にあって、普通の人々ができる最善は

「まめに、しっかりとした手洗い」

「免疫力を調える」こと。

 

「免疫力」は強ければ良い、わけでもない

そもそも「免疫力」とは、なかなかに難しいもので

強すぎれば、アレルギーなどを引き起こし、

弱すぎれば、細菌やウイルスの侵入を容易くしてしまいます。

大切なのは、バランスです。

 

「病を膏肓に入」れないために

このバランスをどう整えるかを考えたとき、当院では常用するツボがあります。

それが

肩甲骨の間にある『厥陰兪(けついんゆ)』『膏肓(こうこう)』

(いまのヒトは「病膏肓に入る」ということわざはご存じでしょうか?)

腰の上部にある『三焦兪(さんしょうゆ)』『肓門(こうもん)』

 

この、肩甲骨と腰のラインは、

東洋医学的にも(心包/三焦の関係)、西洋医学的にも(胸腺、血流、褐色脂肪細胞、脾臓、副腎など)、全身の調整に深く関わる場所。

 

日々のセルフケアとしてなら、

肩甲骨を大きく動かす体操や、

シャワーでのツボの打たせ湯などがおススメです。

 

大切なことは、基本の健康です。

すなわち

適度な睡眠、適度な食事、適度な運動。

 

こんなときこそ、自分の生活習慣を見直しておきましょう!

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

リラックス, 自律神経失調, 慢性疲労、全身のこり

『はり×免疫』 -当院の新型コロナウイルス感染防止対策について-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

新型コロナウイルスCovid-19の影響で、常ならざる3月。

自宅にいる時間もながくなり、四六時中ニュースに煽られて・・・

疲れてしまってはいませんか?

 

はりと免疫

こんな時こそ、《はりきゅう》はいかがでしょう?

『はり治療と免疫』に関する研究は昔からとても多く

「はりの刺激(侵害刺激)が、防御と修復を司るサイトカインの応答を誘発する」ことが、明らかになっています。

当然、院内環境は《3密》に対し、最大の注意を払っています。

 

《密集対策》

・完全予約制:あなたの施術時間には他の方を入れません。完全貸切状態といたします。

・続けて同じベッドは使用しません。

・また、当院のベッドスペースは、3メートル以上の間隔をあけております。

《密閉対策》

・施術後、10分間の換気の実践。

・ベッド表面、枕のエタノール清掃。

・使用したシーツ、タオルのその都度の交換。

・使用した施術スペースの、直後の30分の紫外線照射。

《密接対策》

・施術者の毎朝の検温、手洗いの厳格化。

検温の結果、万が一、当方に発熱があった場合は、皆さまに速やかにご連絡差し上げ、その日の施術を停止いたします。

 

 

・施術者のマスクおよび『フェイスシールド』の着装。

夏にはいり、加えて『ドロップレット(飛沫)ガード』も着装しましたので、患者さまはマスクをはずしても大丈夫です。

 

 

検温の結果、万が一、当方に発熱があった場合は、皆さまに速やかにご連絡差し上げ、その日の施術を停止いたします。

・接触リスク軽減のため、入口のドアはこちらでお開けします。

 

皆さまにおかれましても

急な発熱など、体調不良が理由の当日キャンセルにつきましては、キャンセル料をいただくことはございません。

そのような時は速やかに、ご連絡ください。

 

ストレスや不安も、免疫力を下げる大きな要因です。

当院は埼玉県のパパママ応援ショップでもあります。

 

パーソナルトレーニングスペースでお子さんを遊ばせておくこともできますから・・・

安心できる環境で、ぜひ免疫力を高めてください!

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

くらしのツボ, リラックス, 疼痛治療, 自律神経失調

耳は『脳の窓口』 -耳つぼのさまざまな効能-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

今日3月3日。

言わずと知れた「ひなまつり」ですが・・・

『耳の日』でもありますよね。

 

耳は《脳の窓口》

はりきゅうで『耳』といえば、やはり《耳つぼ》。

雑誌などでは、もっぱらダイエットの効能ばかりを取り上げていますが、『耳つぼ』はそれだけではありません。

耳には脳から直接伸びる神経(脳神経)が複数分布していて、脳へアプローチをする際の「窓口」としては重要なポイントなんです。

以前紹介した疼痛治療・・・「バトルフィールド・アキュパンクチャー(戦場のはりきゅう)」も、

耳を窓口とした、脳へのアプローチの一つ。

私は以前、中国で鍼麻酔による甲状腺除去手術を見学したことがありますが、その時も使われていたのは耳のツボでした。

 

こころがざわつくときには《耳マッサージ》を

ダイエット(食べ物への中毒的依存の軽減)はもちろん、脳が関わる様々な問題・・・

機能性疼痛(原因がないのに痛みだけがある)やうつ、不眠。

そして最近の世情の不安からくる、疑心暗鬼などにも。

専門的なツボに関してはとても細かいですから・・・

 

一般の方のセルフケアとしては、

「耳たぶをかるくひっぱりながら、回すようにほぐす」

「綿棒など柔らかいもので耳の孔の中をなでるようなマッサージ」

というのでも良いと思います。

(耳の孔の中は副交感神経に支配されているので、リラックスさせる効果大)

三寒四温のこの季節、ただでさえ、 カラダの痛みやめまいなどが出てくる方が増えきます。

今年は加えてこの大騒ぎ。

ウイルスに正しく対処するためにも、

 

まずは耳をほぐして心を落ち着けて・・・

冷静に周りをみてみましょう。

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

くらしのツボ, 精神疾患, 自律神経失調

『鬼滅の・・・ツボ?』-脳に響く十三鬼穴-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

昨日は節分。

節分といえば「鬼は外」ですが・・・

なにやら『鬼滅の刃』というアニメが大ブームだとか。

私も少しみましたが、確かに熱い!!ですね!!

 

鬼滅の・・・ツボ?

実は東洋医学にも、『鬼滅のツボ』というのがあります。

その名も《十三鬼穴》

 

この《鬼》とは、現代的には、意識障害や、ある種の脳疾患のこと。

ヒトの顔(特に口周囲)や手は、脳とのアクセスが非常に密な部分であることから、《鬼穴》にも多く選ばれています。

 

昔の使い方であれば、強めの鍼刺激で覚醒を促す、というのが主流ですが、

マッサージや軽めの鍼ならば、リラックス効果を生みだしやすいのも、この《鬼穴》。

 

鬼穴まわりのガードをしっかりと!

あとは・・・

最近は不安な肺炎のニュースもありますから、手と口の《鬼穴》の洗浄と防御をしっかりと。

内側の《鬼》をしっかりと追い出し、外からくる《鬼》を入れないように。

 

こんなときこそ、体調をいつも以上に整えていきましょう!

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

精神疾患, 自律神経失調, 慢性疲労、全身のこり, 不眠、睡眠障害

『笑顔×健康』-「笑う門には福来る」の医学的根拠-

皆さん、遅ればせながら・・・

新年あけましておめでとうございます!

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

当院は5日からの仕事始めでしたが、なかなか忙しく、今年の初コラムがこんな時期になってしまいました(;^_^A

さて、新年1回目のコラムは

めでたく『笑う門には福来る』の医学的根拠について。

Facial Feedback Theory

皆さんは、どんな時に笑顔になるでしょう?

もちろん「楽しい時」ですよね。

しかし、実は逆もまた然り。

「笑う」ことが「楽しい感情をつくって」くれるんです。

 

《Facial Feedback Theory》と表された論文(1989年)によると

「表情筋を意図的に収縮させることで、実際の感情を変えることができる、または感情自体をスタートさせることができる」

と報告されています。

ヒトの脳は、顔から入ってくる刺激を、特に鋭敏に感知する傾向にあります。

たとえ「つくり笑い」でも、顔の筋肉が脳へと送る信号は一緒。

笑顔が脳をリラックスさせ、ホルモンや自律神経系にも影響を及ぼす。

と考えられているんです。

 

当院では、この仕組みを利用し

「眉間のツボを刺激する」ことで、脳をリラックスさせることに活用しています。

「笑顔」は自分も他人も元気にします。

また、体内にはがん細胞など「異常な細胞」を駆逐するナチュラルキラー(NK)細胞というものがありますが、このNK細胞、笑うことでその機能が高まることがわかっています。

つまり、今大流行中のインフルエンザにも、笑いは有効だということ。

 

最後に笑顔は、まわりのヒトの自律神経もリラックス状態にします。

(私などは、笑顔を描いてるだけで癒されます^^)

笑うことは、自分もまわりのヒトも元気にする最高の良薬。

今年もいつでも、大変なときこそ「笑って」「元気に」いきましょう!

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

精神疾患, 患者さまの声

-不安感- 40代女性

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅すぐ、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

40代女性の患者さまから、ご感想をいただきました。

 

「清潔感のある落ち着いた感じでリラックスできました。

身体の芯がやわらかくなりました。」

 

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

くらしの東洋医学, 精神疾患, 自律神経失調

『CTスキャン瞑想法』 -五月病へのセルフケア-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

超大型連休明けの木曜日。

皆さん、お疲れではありませんか?

やる気がでない、集中できない、なんとなく体調が悪いなど・・・いわゆる『五月病』の初期症状が出ている方は要注意。

 

そんな方は、ひとつ、こんな瞑想法をためしてみてはいかがでしょう?

名付けて《CTスキャン瞑想》。

 

① 姿勢は坐っていても、仰向けに寝ていてもOKですから、リラックスできる静かな場所で。

② 眼を閉じて、CTスキャンの、あのリング状の機械を頭に浮かべましょう。

③ あのリングが、頭上からゆっくりと降りてきて・・・

④ 自分のカラダの断面をスキャンしていくイメージを。

 

このテクニックは、実は江戸時代からある由緒正しい心身症の治療法。

禅宗のお坊さまが、黙々と座禅し、禅問答に頭を悩ませて・・・

そんな修行によっておこる脳疲労-ひえのぼせ、耳鳴り、パニックや不安など-へのセルフケアとして、名僧、白隠禅師が伝えたマインドフルネスです。

 

正式には【なんその法】と云いますが、詳細はイラストの通り。

そもそも「なんそ(軟酥)」とは、ヨーグルトのような乳製品のことですが、現代人にはなじみがないでしょうし・・・

CT検査ならイメージしやすいかなと思い、アレンジしてみました^^)。

 

五月病の一番の原因は、対人関係、生活変化、気候変化など外側からのストレスです。

そんな時こそ、自分の内面をゆっくりとスキャンすることが大切。

 

連休明けのこの時期からぜひ、瞑想する時間を生活の一部に加えてみましょう!

 

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

くらしのツボ, 精神疾患

『お釈迦さまの額のツボ?』 -判断力をたかめるツボ-

皆さん、こんにちは。

さいたま市中央区、北与野駅から徒歩2分、【はりきゅう治療院 伍行庵】です。

 

昨日、四月八日は「灌仏会(花まつり)」・・・お釈迦さまの誕生日

クリスマス・・・キリストさまの誕生日は有名ですが、お釈迦さまの誕生日は知名度低いですよね~(;^_^A

 

そこで今日は、お釈迦さまに因んだツボ(?)をご紹介。

《印堂(いんどう)》と云います。

ツボの位置は、「両方の眉毛の内側の中央」。

お釈迦さまの額のポッチ(白毫と云います、アレ「毛」なんですって!)の少し下ですが・・・

 

当院では、

脳の疲労回復・イライラ、パニック、集中できないなどのメンタルの症状へのアプローチによく用います。

 

興味深いのは、《印堂》の奥、脳の『眼窩前頭皮質』と呼ばれる場所。

いまだに謎の多い部位だそうですが、

意志決定につよく関わる領域で、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などでは、この部位の萎縮がみられるのだとか。

 

こういった強いストレスからくる症状に対して、心理療法では、

EMDR(Eye Movement Desensitization and Retrocession)という、過去のつらい体験を思い出させて眼球を左右に動かす療法がありますが・・・

 

《印堂》への刺激も似た効果をだせるのかもしれません。

 

セルフケアとしてなら

《印堂》を狙って熱めのシャワーをあてる。

《印堂》をかるく指ではじく。

 

なんて方法もオススメ。

 

新生活に突入し、なれない環境で混乱することもあるでしょう。

まずは落ち着いて・・・

《印堂》への刺激で、すばやい判断力を保ちましょう!

 

当院では、医療としての鍼灸を確立すべく、日々研鑽を積み重ねております。

お気軽にご相談ください。